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管理人の紹介
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- 外資系メーカー勤務のアラサーリーマン
- 年間50本の映画鑑賞、最低年3回の海外旅行が趣味です。
- TOEIC330点だったが、外国人上司に恵まれ2年半で940点を取得。
英語が苦手だったからこそ留学経験がなくても英語をビジネスで使えるレベルまで向上させるヒントを発信したくて、当ブログの運営を開始。働く皆さんの英語スキル向上につながる情報、または外資系サラリーマンが感じることを雑記ブログとして記事化し、お役立ち情報を少しでも発信できたらと思っています。
本日お伝えしたいこと
みなさんこんにちは。いつもお読みいただきありがとうございます。
留学経験、帰国子女でなくてもビジネスレベルの英語を諦めず習得するサラリーマンを応援したく、本日も記事を書かせていただきます。
今日のワンフレーズは、ついつい使ってしまいがちな英語で日本人が知らないと損してしまう、印象やニュアンスについて紹介します。
Pleaseは失礼?
まずはPleaseの意味から紐解いていきたいですが、、、
辞書などでは「〜してください」と出ますが、まずこの翻訳自体だいぶニュアンスにずれがあります。
Pleaseはかなり強めの命令口調
結論から言うと、Pleaseは「〜しといておくれよ」とかなり命令口調なニュアンスです。
例えば。。。
Please look over the attached document by tomorrow morning.
という英語があるとすると。
日本人は「明日までに添付の書類に目を通していただけますでしょうか?」くらいの言い回しになっていると思っています。しかし、実際は「明日までに書類に目を通しておいてよ」くらいの表現です。
相手に拒否権があるかどうか
なぜこんなにも失礼で命令口調に聞こえるかは、相手に拒否権があるかどうか関係なしに、お願いしているからです。厳密にはそういう気持ちで言っていないのは伝わっているのですが、「有無を言わさずやっておいてね(お願いね)」という感じになってしまうのです。
英語ができないやつだと思われるリスク
当然、日本人があまりにもPleaseを多用するので、命令的な気持ちはなく使っていることも比較的理解されています。しかしこれは、日本人があまりにもHobbyを聞きすぎるので、Hobby=趣味を聞いていると認識されているように、理解はできるけれど、納得はされません。
結果的に「あぁ、このひと英語をビジネスでは使っていないんだな」と思われるリスクがあります。
よく、英語は敬語がないから楽と言っている人がいますが、そんなことはなく、英語もめちゃくちゃ敬語表現というか、丁寧な表現はあるので、気をつけましょう。
丁寧にお願いをするなら「Would/Could」
では、どのように失礼にあたらない英語にすればいいでしょうか?
先程も言ったように、相手に選択権を与えて、「もし可能であれば〜していただけますか」と聞くことが大事なポイントになります。
相手に選択権を与えながら願望を伝える「Would」
簡単な方法はPleaseと同じく私はあなたにしてほしいんですと直接的に伝える方法です。
その際は
「I would like you to~」〜していただきたく思います。
I would like you to look over the attached document by tomorrow morning.
明日の朝までに資料を読んでいただきいです。
くらいまではビジネス的になります。
相手に選択権を与え、丁寧に伺う「Could」
次に最も丁寧で簡単なのが「Could you~」です。
こちらも十分丁寧ですがkindlyをつけることでより一層控えめにすることも可能です。
Could you (kindly) look over the attached document by tomorrow morning?
明日の朝までに(もしよろしければ)資料をお見通しいただけますでしょうか?
ただ、CouldやWouldを使うことで、「もし可能であるならば」という言い回しが可能になります。より、「難しいのはわかってるんだけど、できればなんだけどさ」というニュアンスが出ます。
こちらはへりくだった言い方なので日本人の気持ち的にも言いやすいですよね。
番外編(Would it be possible)〜は可能ですか?
日本人があまり思いうかばない、言い回しでの「可能ですか?」を紹介します。
「Would it be possible to~」〜する事は可能ですか?
Would it be possible to look over the document by tomorrow morning?
見てみると簡単な英語の組み合わせでしたないですよね?
でもこれ、日本人が苦手な仮定法なんです。
ただ、CouldやWouldを使うことで、「もし可能であるならば」という言い回しが可能になります。より、「難しいのはわかってるんだけど、できればなんだけどさ」というニュアンスが出ます。
こちらはへりくだった言い方なので日本人の気持ち的にも言いやすいですよね。
ぜひものにして言いたいですね。
その他、繰り返し表現を避けたいときのいろんな表現
これを応用すると、色んな言い方でお願いができます。
「It would be highly appreciated if you can/could~」
もし〜をしてくれたら大変有り難いです。
これは非常に日本語に近い言い回しですよね。
Thank you ではなく。Appreciateとという単語を使っているあたりもポイントです。
言い方を少し変えて
「I would appreciate if you could~」もOKです。
非常にシンプルに
「If possible, 〜」という表現も覚えておきたいですね。
「あり得るね」とかも「Could be」などで表現できてしまうんです。
実は何気なく使っている
「I would like to〜」〜できるなら〜したい
も同じ理屈なんですよね。
なのに、wantの丁寧な言い方だとか、WouldはWillの過去形だとか教わる日本人は仮定法やWouldとCouldを上手く使えていないんです。
ぜひ、機会を見つけて使ってみてください。
まとめ
- Pleaseは少し命令口調なニュアンスで失礼に聞こえてしまう。
- 伝わったとしても英語をビジネスで使っていないと思われるリスクが有る。
- Would / Could を使うことで簡単に、丁寧な表現にすることができる
ご参考になれば幸いです。
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