海外赴任を実現するためにやるべき4つのこととNG行動

ビジネス英語
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1つ前の記事でご報告させていただきましたが、この度、オーストラリアへの海外赴任が決まりました。社会人になってからの1つの夢であり目標であったので、まずは達成できたことに喜びを感じております。

今回はその経緯とおそらくマーケティングxグローバルキャリアを目指す人が多く抱える以下のような相談や悩みに答えたいと思います。

「海外勤務がしたいんだけど海外駐在できる企業・仕事ってどんなの?」
「海外駐在員になるにはどうすればいいの?」


そこで本記事では、実体験をもとにご紹介します。



①海外駐在チケット獲得までの軌跡
また、帰国子女でも留学経験があるわけでもない管理人が、コツコツとそして虎視眈々とw海外赴任を目指して奮闘した日々や経緯を記録し、誰にでも可能性があるということをお伝えし勇気を与えられればと思います。

②海外駐在を獲得するための5つの習慣
また、少しでも海外赴任の確率を高めるために僕が対外的にも、自分に対しても心がけていた習慣やマインドセット・働きがけをまとます。

海外駐在員になる方法は大きく3つ。

こればっかりは運もありますが、主に社会人で海外に行く方法は3つかと。

①商社・日経大手メーカーなどの海外駐在がそもそも多い会社に入社しローテーションで派遣。
②海外事業を展開している企業である程度の専門性・結果を残し、海外派遣。
③海外展開を予定しているベンチャー・スタートアップに入社し海外事業担当になる。


→これからの時代③が一番おすすめな気がする◎

①新卒で商社など日経グローバル企業入社

これから就活をして、絶対に海外駐在をしたいとか、駐在そのものが目標の方は確実に就職する業界を選んで寄せていったほうがいいです。なぜなら圧倒的に確率が高く、勝率も高いからです。
しかし昨今は経費の削減や新興国市場も成熟化してきていることやそもそも日本人の海外派遣で得られるリターンが減ってきており、たとえクローバルな自動車業界や家電業界でも現地採用でビジネスを行うほうが遥かに効率的になってきております。

またコロナ環境での派遣リスクも考えると、業界柄駐在がないとなりたたない商社やメーカーで未だ日本のノウハウやマネジメントを送り込む意味がある生産や工場関係の仕事くらいしかチャンスが無いのが実態です。

②大手メーカーなどで結果を残して海外赴任を勝ち取る

①と多少重なる企業はありますが、マーケティングやいわゆる文系職になると前述したように、自動的に海外赴任なんて甘いルートは少ないです。。。
そのため手前味噌ではあるかもしれませんが、2つ目の選択肢が一番難易度が高いかと思います。しかし、入社してしまったものは仕方ないですし、今の会社が好きでまだやりたいことがあったのです。
そのため、私の場合は必然的に②のパタンを目指すこととなり実現したので、そちらの方を詳しく話します。

私の場合の簡単な経緯を記載します。

  • TOEIC330点でグローバル配属。上司が外国人で死亡。
  • チーム全員が外国人の中、3年英語漬け。気づけばある程度の意思疎通や議論ができる。
  • Mktgx英語を軸にグローバルリーダーを目指しだし、自己研鑽加速。
  • 会社でも結果を出し始め、リーダーシッププログラムに選抜され赴任が決定。

ここで大事なのは決して英語力で派遣が決まったのではなく、仕事の成果などで海外に送り込めると判断していただいたことかも感じてます。

③海外展開に力に入れているスタートアップに入社

これからの時代これがわりかし現実的かつ中長期でみるとコスパがいいんじゃないかと思います。例えば私のもとにも求人紹介が来ましたが、「バルクオム」とか。。。メンズスキンケアブランドNo.1という明確な目標を掲げて各国に世界展開していく、グローバル・マーケティング担当とかだと、駐在になるかはわかりませんが海外赴任や出張の機会が多く、マーケティングも経験できるのではないかと思います。

こういったD2Cのブランドはいわゆるサプライチェーンなども自前で手配することになるので、いわば商社xメーカーのいいとこ取りをしながら、まだまだ伸びしろがある市場でブランドの世界展開をしていくことになるので、海外に行けるチャンスも成熟した大手日系より高いのでは?と勝手に感じております。

海外赴任を勝ち取る4つの習慣とNG行動

さて、商社やスタートアップで海外赴任を勝ち取る話は別の経験者に語っていただくとして、そこそこな大手企業に就職し、その中で海外駐在を勝ち取るための習慣、実際に僕がしていたことを解説します。

1.目的を明確にし、常に自己分析をする

一番大切なのが目的の明確化だと思います。海外に行くことが目的になってしまうと、人事面談でも行ってどうするの?と確実に聞かれますし、自分のモチベーションもキープできません。

私の場合はMktgのプロ、グローバルリーダーになるために、日本以外のマーケットもスペシャリストになる必要があり、英語力を駆使してマネジメントを経験するために、海外赴任の必要性と自分がそのマーケットで出せる付加価値を整理して常にアピールしておりました。

2.まずは目の前の仕事に全力で打ち込む=現職で実績を残す

そして次に大事なのが中長期の海外赴任目標を持ちながらも、短期的に目の前の仕事を一生懸命こなし、自分のスキルと周りの評価をあげて、できる人材になることです。

海外赴任・出張など華やかで美味しそうな話にはみんなが食いつき、単純に倍率が高いです。一般的にそういった倍率の高いものを突破するには、上位10%〜20%には入らないといけないという、パレートの法則的な考え方が適用されます。

そのため、海外赴任を目指すなら、まずは同期や該当する世代の上位10%ほどの成果を出せる人材になることが一番の近道です。どんなに英語ができても仕事ができなければ派遣しても利益を産まないと思われます。裏を返すと、ビジネススキルが非凡であれば多少の語学力は目を瞑ってもらえる可能性は高いです。

3.英語の準備を怠らない:TOEIC//TOEFL/IELTS

結果を出し始めると、上司や人事から海外赴任の話はいつか来るとします。もしくはヘッドハンティングで海外展開したいブランドのマーケティングを任せる話が舞い込んでくるかもしれません。

しかし、そのときに確実に試されるのが英語でのInterview(面談)です。そのときは本当に突然話がくることが多いため、英語をしっかり使いこなせるということを見せるために日頃から英語でのプレゼンや履歴書の準備などもしておくといいと思います。

ちなみにTOEICの点数はグローバルでは何も役に立たず、ビザの申請にはIELTSやTOEFLなどの公式スコアが求められます。こちらはSpeakingやWritingという英語の総合力を問われるため一朝一夕では身につかないため、早めの対策をおすすめします。

ちなみに私はざっと調べて色々体験レッスンをした結果、オンライン対応などもしており比較的コスパが良いバークレーに申し込もうとしてました。申し込もうとしていたというのは必要スコアが独学受験後一回目で無事こえたため、本申込みはしなかったためです。

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4.キャリアを明確にする

最後に、、、夢であった海外駐在を終えて、何を得られるのか?その後更に会社に何を還元できるのかを明確にし、キャリアビジョンの具体性で差をつけましょう。
最初の自己分析と目的の明確化に近いのですが、80%くらいの人が憧れやなんとなくで海外に憧れをいだいているのが実態です。

学生のときに留学行きたいと口にするのは80%ほどのほとんどの学生だが、実際に行ける人は10%くらいです。それと同じでその人たちは夏休みやサークル活動の合間を縫ってTOEFLを勉強し、留学する地域や大学の情報を集め、帰国後の学生生活の過ごし方、はたまた就職も視野に入れている方が多かった印象です。

それと同じく、企業がお金を出して派遣する価値があるか=投資した人材がさらに海外で得た経験をもとに経営を改革するかどうかという視点でキャリアプランは明確にし、自身を持ってアピールできるようにしたほうがいいと思います。

5.NG行動:外資系の日本支社に就職

基本的にここまで読んで海外赴任は本社の人間を海外に送り込みマネジメントしたり、海外展開をする業務が多いということがわかったかと思います。

つまり、外資系、例えばアメリカ資本の日本支社に就職すると本社の人間を送り込まれる側です。そのため相当な役職でないと海外の本社に行くことは難しいですし、日本支社の人間が東南アジアやヨーロッパの支社になる構造的理屈がありません。

最悪なケースはグローバルを夢見たのに、上司も日本人、英語を使うのは本社のお偉いさんから毎月の無理難題の指示のみを展開する経営会議みたいになる恐れもあります。

戦略的に準備すれば狭き門でも海外赴任はできる!

というわけで解説してきましたが、私でさえできたのだから誰でも頑張ればできると思います。大事なのは今所属しているところで、とにかく実績を出すこと、そしていつかくる試験や面談でチャンスを掴めるようにキャリアプランや英語力をしっかり準備しておくことにつきると思います。

本当に辞令は突然にやってきます。

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