【連続企画⑤】外資系マーケタ解説:マーケターを目指す人におすすめの会社

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外資系マーケター視点でおすすめの会社を紹介

みなさんこんにちは。いつもお読みいただきありがとうございます。
さて、外資系マーケターが解説する連続企画を開催させていただきましたが、今回は僕自身がキャリアを選ぶ上で悩んだ会社、外資系マーケターが心からおすすめする会社を紹介したいと思います。

機会があれば一度は働いてみたいなとも思っている会社を外資系マーケター視点で比較しながら紹介するので就職活動や転職活動の手助けになれば幸い。

マーケティングのキャリアをおすすめしたい理由などについてはこちらの記事を御覧ください。

管理人の紹介

管理人の紹介

  • 外資系メーカー勤務のアラサーリーマン
  • 年間50本の映画鑑賞、最低年3回の海外旅行が趣味です。
  • TOEIC330点だったが、外国人上司に恵まれ2年半で960点を取得。

英語が苦手だったからこそ留学経験がなくても英語をビジネスで使えるレベルまで向上させるヒントを発信したくて、当ブログ「Connectree」の運営を開始。働く皆さんの英語スキル向上につながる情報、または外資系サラリーマンが感じることを雑記ブログとして記事化し、お役立ち情報を少しでも発信できたらと思っています。

マーケティングに強いとは

マーケティング力で売っている

大前提としてある程度マーケティング力で販売をしている会社がマーケティングに強いと言えます。ブランド力があるということもそうですが、商品力だけでなく、お客様の分析をしっかりとしていて、インサイトをついており、思わず心が揺さぶれるコミュニケーションを展開している企業が、個人的にはマーケティングができていると思います。

マーケティングという職種が重要視されている会社

そして、2つ目に重要視したいのが「部門別採用」をしている企業です。
事実かどうかわかりませんが、いわゆるメーカーにおいて「商品企画」や「マーケティング部門」は花形と言われていますが、何度も言いますが実力的にそうかはわかりませんが、人気が高く競争率が高いのは事実です。

一般的に「総合職」で入ると、”地方の地域営業”で経験を積み、結果を残し”本社の管理部門”、最終的に10年ほどの経験を経てマーケティング部門に入れるか入れないかです。

そのため、マーケターのキャリアを歩む近道はダイレクトにマーケティング部門で採用されることです。

具体的にどこがおすすめなの?

外資系消費財メーカー

基本的に外資系は部門別採用制度を実施してますので、狙い目です。
特に消費財系の外資系メーカーはノウハウの蓄積もあり、いわゆるマーケティングの基礎や常識を学べるのでおすすめです。

プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)

言わずと知れた、マーケティングの強い企業として必ずと行っていいほど名前があがります。マーケターを志す上でキャリア上もかなり有利に働くので、「とりあえず受ける」ということで問題ないかと思います。

ブランドマネージャー制度を敷いており、担当ブランドのいわば社長として、あらゆる部門を動かしブランドと売上の最大化に努めます。他社との大きな差は「リーダーシップ」に重きを置いていることかと思います。

また、「カスタマーインサイト」を重要視しており、マーケティング部門とは別にCMK(消費者&市場戦略本部)があり、消費者と市場の緻密なヒアリングから戦略を立てる文化があります。

ユニリーバ

こちらも有名なマーケティングを重要視している企業になります。
P&Gと似ている点が多く、P&Gからの転職者も多いイメージです。差というと「少数精鋭」な組織体制となっている点かと思います。

ルノー・日産アライアンス

実は狙い目だと思うのが日産です。ルノーとの資本提携後、外資と言って過言ではないくらいグローバル企業です。BtoCという形態ではないので、プロダクトマーケティングが自動車業界では重要視されますが、世界的に販売をしており、とにかく市場規模がでかいブランドを扱う醍醐味はあるかと思います。

近年経営悪化をウケて株価も人気も下がっていますが、技術力は確かなものなので、いつか復活を信じて今入るという点ではチャレンジしやすいかと思います。

大手メーカー

日経の大手メーカーで部門別採用をしているのは珍しいですが、明確な目的を持って他の希望者と差別化できればマーケターとして入社できる可能性はグッと上がるかと思います。

花王

日経企業の中では珍しく「ブランド・マネジメント制」で部署ごとに別れています。別企業に例えると怒られてしまいそうですが、日経P&Gと考えていいかと思います。

基礎研究力が高く、「真面目」な印象を受けます。成分や商品を見ても真に良い製品を世に生み出そうとしているのが伺えるのでマーケターとしても自信を持ってチャレンジできる社風があるような気がしてます。

一方海外少し、真面目すぎるのか海外市場では苦戦をしいているブランドが多いです。協調性重視な社風なため、勢いでやってしまおう!という感じはなく、ガツガツしたP&Gとは対象的です。

ソニー

部門どころか事業部によって雰囲気ががらっと変わるのがソニーです。日系企業の中でもグローバルで活躍の場も海外などの機会に恵まれやすいと思います。一方日系企業のため若いうちから「ブランドを指揮して管理する」といった経験を得るのは難しいかもしれません。

しかし、自由闊達な社風で有名なので、日経と外資の間の良い企業だと思います。

サントリー

エンドユーザーに対して細かいキャンペーンや販促を展開できるのが「ビール・飲料」市場です。一方、業務用スーパーや小売店への地道な営業などをしたのちに本社でブランディングに携わるチャンスがあり、転職もほとんど募集していないので、非公開求人などでマーケティング職で入れる場合に限り面白い会社だと思います。

大手広告代理店

電通

こちらも部門別ということではないですが、広告代理店の業務そのものがマーケティング領域がほとんどなためおすすめできます。

オリンピックのプロモーション担当など、あらゆる部分にコミュニケーションを展開しているので、プロモーションに特化した企業と言えます。

クライアントの課題を解決するためにありとあらゆるストラテジックプランをするので、学びのスピードや幅広いマーケティングを経験できるかと思います。

マーケターにとって重要なのは戦略性と協調性

ここまで有名な部門別採用を行っている企業とマーケティングの経験をできる日系企業を紹介しましたが、重要なのがマーケターは「戦略性と協調性」が重要視されるということです。

マーケティング部門は日々のプロジェクトの進捗を管理しながら、あらゆる部門との調整を通してブランドと売上の最大化に努めます。そのためいくら頭が良くても、いくら体力があっても「一人でできることは限られます」

結果的に多くの人を巻き込み動かせるか、動いてもらえるだけの戦略性と協調性があるかどうかが見られるポイントになるかと思います。ぜひ、企業を分析して自分にあった企業にチャレンジしてみてください。

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