東京の中でも下町の小粋な雰囲気と、活気にあふれ、海外からのお客様の評価も高い浅草エリア。
伝統的な雷門や浅草寺だけでなく、東京スカイツリーなど新旧の日本を体感でき、見どころが盛りだくさんです。
しかしながらあんまり浅草エリア行ったことない。何となく有名だけど実際人の多い中どこ行けばいいの?といった疑問にお答えする、オススメ観光スポットを紹介します。
この記事を読んだあと安心して観光することができる状態になっていただけるのが本記事の目標です。
浅草ってどんなとこ?

いきなり観光スポットに入るのではなく、まず浅草という街がどんなとこなのか概要を説明します。
東京の東部、文京区と墨田区の間、台東区の東寄りに位置する浅草。江戸時代に繁華街として栄えた、下町を代表する町です。
なぜ浅草は江戸時代栄えたのかというと、簡単に言うと当時貴重だったお米を蓄える蔵が沢山あったからです。
その蔵を管理してた株仲間、武士の米をお金に替える、または蓄えた米を小売業者にも販売する商売もしてました。もちろん手数料つきで!!
結果、株仲間は武士と小売の両方から手数料を取るため莫大な利益が出ます。さらに儲かったお金を武士たちに利子を付けて貸していたため彼らは大富豪が多く豪遊する場として浅草は江戸文化が発展したのです!!
そんな訳で、浅草は江戸の下町文化を存分に味わえる歴史が詰め込まれてます。
1. 浅草寺 / 雷門 / 仲見世通り/ 伝法院通り

浅草のランドマーク。浅草といえばこの雷門ですね。
待ち合わせにも便利。かと思いきや土日は非常に人が多いです。写真撮影にはもってこいですね。浅草に来た!!という感が満載です。
正式名称は「風神雷神門」といいます。門の中央に吊りさげられている提灯は、高さ3.9m、直径3.3m、重さ700kgもあります。スポンサーは松下電器
その雷門をぬけて広がる商店会のようなものが「仲見世通り」

江戸時代から200年以上も続く商店街。約250メートルという短い距離に約100軒という店が軒を連ねております。お土産屋さんからお菓子屋さんまで色んなお店があります。
歩いてみるだけでも楽しいですが、何か気になるものがあったら、お店の中に入ってじっくり見ても良いかもしれません。
雰囲気もよく石畳と統一電飾看板の美しい光景は、海外からのお客様にも大好評です。雷おこしやきんつば、あげまんじゅうなどは食べ歩きにもおすすめです。
そして本堂でお参りも忘れずに。
年間約3,000万人もの参詣者が訪れています。

その後は当然「おみくじ」を引くのをオススメします。
ちなみに僕は大吉を人生でひいたことがありません。凶ばっかですw
ただご安心を。凶はひいいたその瞬間が悪いらしく、そこより悪くはなりません。
凶の上側が空いているのは、中の「メ=芽」が空に向かって伸びて運勢が上がることを意味しており、決して悪いだけの意味だけではないと昔テレビかなんかでみました。
そのため、たとえ凶を引いてもその後、右肩上がりのうなぎのぼりです。運試しと思って恐れずやってみてください。値段は変更なければ100円です。
2. ホッピー通り

浅草観光の途中、締め、何なら朝から訪れたいのがホッピー通り。
浅草寺の西側に位置しており、この一画は両サイドに昔懐かしい雰囲気の下町ならではの居酒屋がずらっと並んでいます。
行き方としては仲見世通りで揚げ饅頭を食べ、伝法院通りでメンチカツを食べ、お酒が飲みたくなった頃、道なりに進んで行くとそのままぶつかります。
なんたる立地。これぞマーケティング。
こちらの通りは通称「煮込み通り」とも呼ばれ、もつ煮込みや牛煮込みといった独自の煮込み料理を堪能することができます。軒先にテーブル席が用意されている場所も多く、ぷらっと1杯飲むもよし。はしごするもよし。開放的な空気でリラックスできるはずでしょう。
浅草観光を満喫した後はぜひ、ホッピー通りで〆の1杯を!
3. 浅草文化観光センター

私が密かにオススメする場所。というかあんまり教えたくありません。笑
なぜかというと、トイレと夜景の穴場だから。浅草のど真ん中にありながら無料でキレイなトイレを使用でき、混雑もあまりしておりません。
さらにこの浅草文化観光センター、4か国語での案内対応や無料Wi-Fi・AC電源など、旅行者にとって頼れる嬉しいサービスがいっぱい。


最高階には、Cafeと夜景を見れる展望オープンデッキもあり、仲見世通りを一望できます。
本当にオススメの場所です。
4. 東京スカイツリー / ソラマチ

時間があれば押上方面に足を伸ばして行きたいのが「東京スカイツリー」
634メートルの高さがあり、新しい東京の顔として人気を博しています。高さの覚え方は「ムサシ」と言われているだけあって超高いです。
展望台からは東京の街並みを存分に楽しむことができますよ。ちなみに浅草駅から東京スカイツリーまでは、電車で行くこともできますし、歩いても15分ほどで行くことが可能です。
スカイツリーの麓には複合商業施設である「ソラマチ」もあります。
レストランからプラネタリウムまであり、当然ショッピングも可能です。
5. 吾妻橋

隅田川に架かる「墨田五橋」のひとつ。全長約150m、幅20mで。
鮮やかな朱色が印象的なこの橋からは、隅田川を往来する船や川沿いに立ち並ぶサクラなど、季節ごとの風景を楽しむことができます。
一度は見たことがあの金色のオブジェがしっかり見えますので、写真を撮るにはベストな場所です。インスタ映えするかもですね。
夜景もきれいなので、夜に行ってもいいかもしれません。
外国人のお友達に案内できると楽しい
昨今グローバル化が進んでいますが、もはや僕達の世代になると、外国人の友達がいるのは当たり前だと思います。そんな時に、「ねぇ、今度の休日東京でホットなとこ連れてってよ」と言われて、こんなに手軽に歴史と情緒が詰まった、日本を代表する観光スポットはないと思います。
ここをスマートに案内できたら忘れられない思いでになること間違いなしですね。
ぜひ浅草で素敵な時間を過ごしてください。
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